BendamustineのRe-treatmentについて 国際コンセンサスパネルから

論文

Leuk Lymphoma. 2016 Apr 2; 57(4): 766–782.
Re-treatment of CLL or iNHL with bendamustine-containing regimens

Clinical question

リツキシマブ併用ベンダムスチン療法(BR)療法は濾胞性リンパ腫および他の低悪性度リンパ腫の有効な治療法である.
しかし,再発性濾胞性リンパ腫および再発性低悪性度リンパ腫においてベンダムスチンの再投与のエビデンスは乏しい.
国際コンセンサスパネルから抜粋した.

Key point

ベンダムスチンによる再投与(re-treatment)は可能であり
特に長期寛解を維持した後の再発症例の場合に考慮することができる.(>1年)

骨髄毒性のために4サイクル(70-90 mg/m^2)での投与が推奨される.

日本血液学会の講演を聞いて.

BR後早期再発群は予後が悪い.Re-treatmentにも反応は乏しそう.
有害事象としてベンダムスチンの場合はやはり,感染症が問題.
CD4陽性細胞の減少は5年程度続くこともある.
BRの再治療の場合IgGが1stの時より早期に低下するので注意が必要.

Abstract

ベンダムスチンを含むレジメンによるCLLまたはiNHLの再治療について

ベンダムスチンを含むレジメンによる再治療に関するデータは限られている.
以前にベンダムスチンで治療されたiNHL患者とCLL患者を対象としたベンダムスチン、ベンダムスチン+ミトキサントロン(BM)、BRまたはベンダムスチン+ミトキサントロン+リツキシマブ(BMR)で再治療した88例の検討では全てのレジメンにおいて、ベンダムスチンの投与量は1日目と2日目に90mg / m2であり、28日ごとに繰り返し投与した.
ORRは76%であり、CRは7%、PRは69%であった.
ORRはB:57%、BM:70%、BR:55%、BMR:84%であった.
グレード3〜4の血液毒性(白血球減少、顆粒球減少、血小板減少および貧血)が治療後に35%起こった.
他のグレード3〜4の毒性は観察されなかった.

原文

Re-treatment of CLL or iNHL with bendamustine- containing regimens
There are limited data on re-treatment with bendamus- tine-containing regimens. In a retrospective review of iNHL and CLL patients previously treated with bend- amustine, 88 were re-treated with bendamustine, bend- amustine plus mitoxantrone (BM), BR or bendamustine plus mitoxantrone plus rituximab (BMR) [33]. In all regimens, the bendamustine dose was 90 mg/m2 on days 1 and 2, repeated every 28 days. The ORR was 76%, with 7% CR and 69% partial response (PR). ORR according to regimen was B: 57%, BM: 70%, BR: 55%, and BMR: 84%. Grade 3–4 hemotoxicity (leukocytopenia, granulocytopenia, thrombocytopenia and anemia) occurred after 35% of therapies.
No other Grade 3–4 toxicities were observed.

まとめ
・Re-treatment with bendamustine is feasible and can be considered, especially in cases with previous long-term remissions (>1 year):

– Due to potential cumulative myelotoxicity, it is recommended to apply only four cycles (70-90 mg/m 2 );

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