同種異型造血幹細胞移植後のカルシニューリン阻害剤誘発疼痛症候群(CIPS)の臨床的特徴

同種異型造血幹細胞移植後のカルシニューリン阻害剤誘発疼痛症候群(CIPS)の臨床的特徴

CIPSについて発表するため,CIPSについて論文を大量に読んだので,いくつか投稿する.

論文

日本造血細胞移植学会雑誌

Clinical characteristics of calcineurin inhibitor-induced pain syndrome (CIPS) after allogeneic hematopoietic stem cell transplantation

【Abstract】

Introduction

カルシニューリン阻害剤(CI)誘発疼痛症候群(CIPS)は、同種異型造血幹細胞移植(allo-HSCT)後のまれな合併症である。しかし、その希少性のために、この合併症の最適な管理は未知のままである。

我々は、Allo-HSCTの後にCIPSを発症した患者の臨床的特徴および治療結果を分析した。 2003年1月から2014年12月までKSGCTに参加した病院でAllo-HSCTを受けた患者を対象とした。 16例の患者がCIPSを発症した。最も一般的な症状は、9人の患者で観察された脚の痛み、5人の痒みおよび2人の痒みに関連する脚の痛みであった。Allo-HSCTからCIPSまでの中央値は16日であった。 CIPSは、14人の患者(87.5%)でCIを開始してから30日以内に起こった。 CIは4人の患者で中止された。 2人の患者でCIの用量が減少し、7人の患者が別のCIに切り替えられた。介入を有する13人の患者のすべての症状は、CIPSの発症から6日以内に解決した。

Allo-HSCTを受けた患者が耐え難い脚の痛みおよび/または掻痒を発症する場合、CIPSの可能性を考慮する必要があります。我々の知見は、CIの中止/減量または別のCIに変更がCIPSの有効な治療であることを示唆している。

論文の要約

要約すると、CIPSはAllo-HSCT後のまれな合併症であるが、重篤な痛みと関連している。 アロHSCTを受けた患者が耐え難い脚の痛みおよび/または掻痒を発症する場合、CIPSの可能性を考慮する必要があります。 そのような患者では、別のCIに戻したり、減らしたり、変更したりする必要があります。 同時に、我々はまた、HHV-6脳症をCIPSと区別しなければならない。

Table

原文

Calcineurin inhibitor (CI)-induced pain syndrome (CIPS) is a rare complication after allogeneic hematopoietic stem cell transplantation (allo-HSCT). However, because of its rarity, the optimal management of this complication remains unknown.

We analyzed the clinical features and treatment outcomes of the patients who developed CIPS after allo-HSCT. The study included patients who underwent allo-HSCT between January 2003 and December 2014 at the hospitals participating in the KSGCT. Sixteen patients developed CIPS. The most common symptom was leg pain, which was observed in 9 patients, followed by leg pain associated with pruritus in five, and pruritus only in two. The median time from allo-HSCT to CIPS was 16 days. CIPS occurred within 30 days of starting CIs in 14 patients (87.5%). CI was discontinued in four patients; the dose of CI was reduced in two patients, and seven patients were switched to another CI. The symptoms in all of those 13 patients with intervention resolved within 6 days from the onset of CIPS.

The possibility of CIPS must be considered when patients who have undergone allo-HSCT develop intolerable leg pain and/or pruritus. Our findings suggest that withdrawal/dose reduction of the CI or substitution with another CI is an effective treatment for CIPS.

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