サムスカを使用する時のレスポンダーを判定する指標として尿浸透圧の測定は大事.

サムスカを使用する時のレスポンダーを判定する指標として尿浸透圧の測定は大事.

論文

Circ J. 2013;77(5):1208-13. Epub 2013 Jan 12.
Urine osmolality estimated using urine urea nitrogen, sodium and creatinine can effectively predict response to tolvaptan in decompensated heart failure patients.

Clinical question

サムスカのレスポンダーの投与前の基準について

Key point

尿浸透圧はサムスカのレスポンダーを推定することにおいて極めて有用.
尿中浸透圧が測定できないときは推定U-OSMを計算することで代用できる.

尿浸透圧が測定できないときは,計算して代用しても誤差は少ないと考えられる.

U-OSM が352 mOsm/Lを超えていると効果があると考えていいのではないだろうか.

また,使用後6時間後の尿中浸透圧が26%低下しているということもレスポンダーであるということを意味している.

Abstract

背景

尿中浸透圧(U-OSM)は代償不全の心不全患者におけるトルバプタン(TLV)に対する応答を予測するのに有用であるが、U-OSMの測定は現場では必ずしも利用可能ではない.

方法

TLV(トルバプタン:サムスカ®️)を3.75~15mg /日で受けた非代償性心不全患者66名からデータを収集した.
(尿中ナトリウム(mEq / L))+ [尿素窒素(mg / dl)] / 2.8 + [尿クレアチニン(mg / dl)]を用いて推定した.
C1(U-OSM> 358mOsm / Lと推定されたベースライン)およびC2(推定U-OSM> 358mOsm / L)の基準からなる基準は、実際の測定と十分に相関していた(r = 0.938、P <0.001) 最初のTLV投与後4-6時間でOSM> 24%)は、応答者を非応答者から有意に区別した(P <0.05).

まとめ

尿中尿素窒素、ナトリウムおよびクレアチニン濃度データを用いて推定することができるU-OSMを用いて、TLVに対する応答を予測することができる.

論文の要約

尿浸透圧が測定できなければ,U-OSMを推定して計算しても結果は変わらない.

NewImage
NewImage

Table and Figure

NewImage
NewImage
NewImage
NewImage

原文

BACKGROUND:
Urine osmolality (U-OSM) is valuable to predict response to tolvaptan (TLV) in decompensated heart failure patients, but measurement of U-OSM is not always available on site.
METHODS AND RESULTS:
Data were collected from 66 hospitalized patients with decompensated heart failure who had received TLV at 3.75-15 mg/day. U-OSM, which was estimated using the following formula: 1.07×{2×[(urine sodium (mEq/L)]+[urine urea nitrogen (mg/dl)]/2.8+[urine creatinine (mg/dl)]×2/3}+16, was well correlated with the actual measurement (r=0.938, P<0.001). Criteria consisting of C1 (estimated baseline U-OSM>358 mOsm/L) and C2 (%decrease in estimated U-OSM>24% at 4-6 h after the first TLV dose) significantly discriminated responders from non-responders (P<0.05).
CONCLUSIONS:
Response to TLV can be predicted using U-OSM, which can be estimated using urine urea nitrogen, sodium, and creatinine concentration data.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください